FCJ Formula Challenge Japan

Round1 SUZUKA CIRCUIT

好グリッドからスタートも、アクシデント発生の久保田は24位で完走

6月16日 富士スピードウェイ
フォーミュラチャレンジ・ジャパンの第4ラウンドが6月16〜17日に富士スピードウェイで行われた。富士ではすでに第2ラウンドでレースを戦っており、今年からFCJを走り始めたドライバーたちとしても、言い訳のできない2度目のレースとなる。もちろん、NISSAN DRIVERS DEVELOPMENT PROGRAM (NDDP) の面々も例外ではない。木曜、金曜に行われた合同テストでは中団グループの顔ぶれが開幕当初とは大きく変わり、NDDPの4人も、順位こそ振るわなかったもののタイム差はわずか。予選で上位となる可能性も大きい。


公式予選(6月16日)
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土曜日の公式予選。全車が順調にタイムを縮めていく中、直前合同テストでは今一歩リズムに乗り切れなかった#12久保田英夫が、10位タイムにつけ自己ベストグリッドを獲得。しかしわずか1000分の1秒を削ればシングルグリッドも見えていただけに悔しい表情を浮かべていた。木曜日のテストをエンジントラブルで走れなかった#5千代勝正が、計測2周目で自己ベストタイムをマークし14位。#24佐野夏澄が21位、#17黒田吉隆は25位だった。ポールポジションは、#22山本尚貴が獲得した。なお、上位マシンがペナルティによりグリッド降格処分を受け、#12久保田は9位からのスタートが決定した。

インターバルを置いての2回目の予選は、最後まで順位の大きく入れ替わるめまぐるしいセッションとなった。その中で、「1回目の予選では混雑していてうまくタイムが出せなかったんですが、今度は単独で走ることができてベストを尽くせた」と言う#5千代が7位につけた。「路面温度が上がり、タイヤの内圧を替えなかったのが裏目に出たのだと思う」と言う#12久保田が18位、20位の#24佐野は「ミスが多く、100%のアタックができなかった」と悔しさをあらわにした。#17黒田は富士のコース感覚をつかみきれず、22位からのスタートとなった。なおポールポジションは、現在ランキングトップの#7国本京佑が獲得した。

第7戦 決勝 (6月16日)
梅雨入り宣言が出されたにもかかわらず、週末の富士は真夏を思わせる日差しが照りつけた。木曜日のテストデーはウェットコンディションだったが、金曜日からは快晴が続き、土曜日の予選時には気温25℃、路面温度は40℃、日の傾きかけた決勝時間でも気温26℃、路面温度は43℃にまで上昇した。

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16時前に15周のレースがスタート。自己最高位グリッドの9位からスタートした#12久保田だったが、スタート直後の1コーナーで、後ろからオーバースピードでやってきたマシンと接触、マシンの右側にダメージを追ったまま走行を続けた。「マシンバランスが崩れ、バイブレーションもひどかった。特に左コーナーを曲がるのが大変だった」という#12久保田はそのままポジションを落としていったが、なんとか24位でチェッカーを受けた。中団グループで競り合いを続けた#5千代は、2つポジションを上げ12位でフィニッシュ。#24佐野、#17黒田も、それぞれ21位、22位でレースを走りきった。優勝は、2位グリッドから好スタートでトップに立った#21井口卓人が今季初優勝を飾った。



#5千代勝正(予選14位/決勝12位)
「セクター(S)1と2に関してはトップグループと遜色なかったので、S3をどうやって詰めるかが課題の一つでした。予選1回目では、トラフィックに引っかかったりセクター1〜2を勢いよく行き過ぎてしまったりと、良いとこなしで終わってしまいました。2回目はタイミングよくアタックできたので、ベストを並べられた感じですね」
(自己評価:1)

#12久保田英夫(予選9位/決勝24位)
「トラフィックの中で、逃げ場所というか居場所のないまま後ろから来たクルマに当てられてしまったという感じです。今回は予選順位がとても良く、上位入賞も狙っていただけにとても悔しいです」
(自己評価:1)

#17黒田吉隆(予選25位/決勝22位)
「集団に埋もれてしまいました。富士では予選があまり良い位置に付けられないのですが、予選順位から上げていかないと、自分の走りもちゃんとできないので、それが課題です」
(自己評価:2)

#24佐野夏澄(予選21位/決勝21位)
「他のグループのクラッシュに巻き込まれる形で前集団と離されてしまい、やっと追いついたところでレースが終わったという感じだったので、不完全燃焼です。満足できる展開にできず、悔しいです」
(自己評価:1)

RACE RESULT

Round 7 FUJI - Saturday, 16 June, 2007

Pos Car Driver Time / Diff
1 TDP スカラシップ FCJ 井口 卓人 26'03"085
2 SRS-F ARTA FCJ 山本 尚貴 26'04"989
3 Aプロジェクト FTRS FCJ 国本 京佑 26'06"236
4 SRS-F 5ZIGEN FCJ 田中 誠也 26'07"215
5 SRS-F スカラシップ FCJ 小林 崇志 26'12"443
6 穴吹工務店 四変テック FCJ 糸田川 和亮 26'15"594
7 FTRS カルミネ FCJ ケイ コッツォリーノ 26'20"044
8 A-PROJECT FCJ 李 康太 26'22"285
9 avex FTRS FCJ 坂本 雄也 26'22"560
10 スリーボンド FCJ 栗原 正之 26'23"011
12 NISSAN DDP FCJ 千代 勝正 26'25"280
21 NISSAN DDP FCJ 佐野 夏澄 26'38"869
22 NISSAN DDP FCJ 黒田 吉隆 26'42"512
24 NISSAN DDP FCJ 久保田 英夫 26'49"318