BAJA PORTALEGRE 2004
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PREVIEW Thursday 21th October 2004 レース結果表
2005年型日産ピックアップが、「ポルタレグレ500」で実戦初登場
BAJA ANTA DA SERRA PORTALEGRE 500 Rally Report
10月21日(木) PREVIEW:ポルタレグレ(ポルトガル)
日産ラリーレイドチームは、2005年型日産ピックアップの実戦初投入として、10月21−24日に開催されるヨーロッパ・バハカップ最終戦「バハ・アンタ・ダ・セッラ・ポルタレグレ500」に参戦する。この参戦は、ダカールラリーを控えて、チームとマシン、両方にとってのシェイクダウンを兼ねている。

外観上は、2005年仕様は2004年型とボディワークはまったく同じで、唯一リアウィングだけが取り外された以外は大きな違いはない。しかし外観は同じでも、マシンの80%が新型仕様である。中央のコックピット部分は、2005年型の設計のスタートポイントであるため、2004年型ピックアップの姿を残している。開発チームは、わずか8ヶ月の短期間で新型車を作り上げたことになる。

新型ピックアップの開発にあたり、日産ラリーレイドチームは、数々のトップレベルのパートナーを迎えている。ギアボックスとトランスミッションは、セイデブが担当。シャシーはドン・フォスターと日産ラリーレイドチームの共同設計。エンジンセットアップはソリューションFがおこなった。ソリューションFは、フランス・ヴェネルスにチームのワークショップスペースの提供も行っている。最後に、UGS PLMソリューションが、設計チームのためにCAD機材を提供している。

このピックアップ2005は新型エンジンを搭載。これまでのV6・3.5リットルエンジンに代わり、4リットルエンジンとなった。これにより、有効トルクが向上し、ドライビング性能の改善に貢献している。また大部分が車体中央部に集められ、サスペンションはよりシャープに、トランスミッションは信頼性が向上した。

チームは信頼性とパフォーマンスの2点に専念し、7月と9月にチュニジアとモロッコで集中開発テストを行っている。

これを受けて、新編成のチームと新型車はバハ・ポルタレグレ500での実戦に臨む。初めての実戦投入に際し、チーム・マネージャーのジル・マルティノーは、テクニカル・ディレクターのクリストフ・シャプランとコーディネーション・ディレクターのブライス・ファブリィから現場でのバックアップを受ける。

早期段階での新型ピックアップ参戦のドライブを担当するのは、コリン・マクレー。スコットランド出身のマクレーは、ここ数ヶ月間、マシン開発のために相当な時間と労力を費やしてきており、このマシンで充分な距離を走り込んでいる。今回も、ダカールラリーやUAEデザートチャレンジでもコンビを組んだスウェーデン出身のティナ・トルナーがコ・ドライバーを担当する。

バハ・ポルタレグレは、距離としては比較的短いイベントだが、非常に厳しく、日産ラリーレイドチームにとっては、技術的にも人間的にも理想的なテストとなるだろう。