チーム日産アバンチュール、T2で見事な勝利を達成!
クリスチャン・ラビエイユ/アルノー・デブロン組は、総合でも8位でフィニッシュ
RALLY TRANSIBERICO Report
Copyright © NISSAN France Dessoude
2006年FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップ第3戦「ラリー・トランスイベリコ」は5月15日(月)、最終レグとなるレグ4がカセレス(スペイン)−エストリル(ポルトガル)間で行われ、日産パスファインダーで出場した「チーム日産アバンチュール」は各3ループのステージでT2カテゴリーでのそれまでのリードを広げ、クリスチャン・ラビエイユとアルノー・デブロンは、2004年のポルトガルチャンピオンで昨年のバハ・クロスカントリー・インターナショナルカップで2位に入ったことでも知られるルイ・スーザに35分差をつけてのT2勝利を獲得した。ラビエール/デブロン組は総合でも8位に入賞。クルーはこの難関ステージで、見事なパフォーマンスを見せつけた。
最終日のステージで類い希なる集中力を見せたクリスチャン・ラビエイユは、プレッシャーを感じることもなく、自分自身のドライビングを満喫した。 「素晴らしいルートだった。SSのスタートは、WRCのステージにも少し似ていた。1回目の走行ではかなりスリッパリーでトリッキー。その後はオリーブの群生地などを通る高速セクションもあったが、路面はそれほどラフではなかった。日産パスファインダーのようなマシンでのドライブがとても満喫できるSSだった。僕たちは、あまりハードにプッシュし過ぎることなく、適度なペースを維持した。ペダルが少しソフトだったので、最初のループの終盤ではクラッチを調整した。それ以外、マシンはまったく問題なし。2回目、3回目の走行では、正しいコースを維持することに注意した。カーブでは外側にたまったグラベルで滑らないよう、あまり膨らみすぎないように気を付けた。
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今回の競技は、スタートからフィニッシュまでペースを上げ続けて行かなくてはならず、僕にとっては内容の濃いレースだった。T2での争いは厳しかったし、この路面を熟知する地元出身の競技者もたくさんいた。初日は、体調が優れない中でレースのリズムをつかまなくてはならなかった。さらに、こういったイベントは、僕にとっては初の挑戦。でも、運営は素晴らしかった。ロードブックの出来映えはよかったし、チーム全体のマネジメントも非常に高い士気の中で行われた。チュニジアで悔しい思いをしたのでリベンジを果たしたかったし、シリーズ争いの面でもポイント獲得が重要となるポルトガルでこの結果を獲得できたことは、本当にうれしい。モロッコまであと2週間、僕たちはこれでシリーズ争いではジャン・ピエール・ストルゴと対等に並んだ。チームのみんな、日産フランス、僕を信じてくれたすべての人たちのためにも、うれしい結果だ。僕たちはミスもなく、今回もアルヌーは見事な仕事をしてくれた。マシンには、何のトラブルもなかった。チュニジア後に日産パスファインダーに施したセッティング変更が効果があったので、この方向で作業を続けていく。シーズン残りのイベントに向けても、強い自信を持っているよ」
いつもユーモアを見せるアルノー・デブロンも勝利を喜んだが、ジョークは飛び出してこなかったようだ。 「優勝することは、いつでもいいものだが、このレースはナビゲーション面ではまずまずの内容だったね。私はもっとワイドでオープンなコースが好みだな。クリスチャンは、スタートからフィニッシュまで、完璧だった。次はモロッコ。僕たちの実力を見せつけることができるイベントだ」
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ボスであるアンドレ・ドスードは、日産パスファインダーがフィニッシュラインを越える姿に喜びを見せた。 「ラリー・トランスイベリコは、我々にとって完璧なイベントだと思う。クルーと彼らのレース展開には、非常に満足している。さらに、日産パスファインダーの調子がいい時は、非常に能力の高いマシンであることを見せつけている。SSでクリスチャンの走りを見るのは、たまらなかったよ。彼のスタイルは無駄がなく、タイムを出せる走りだ。ミスもまったくなかった。このイベントにとって理想的なクルーだ。T2カテゴリーの争いは厳しく、ハードに攻めて行かなくてはならなかったので、勝利のうれしさもひとしおだ。チームの雰囲気もよく、クルーと技術チームもよくコミュニケーションが取れていた。このような感じで仕事をできるのは、最高だね。マシンがセント・ローに戻ったら、すぐにモロッコに向けての準備を始める。しかし、クリスチャンが持つ優れた能力の一つは、マシンをよくいたわるところにある。日産パスファインダーはとてもいい状態。カスリ傷ひとつない。士気は高まっており、タイトル獲得を目指して最後の最後まで戦っていく」
FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップの次戦は、5月30日から6月5日に開催される「OPRIモロッコ・ラリー」。ここでも強豪選手が参戦してくる予定となっており、プロダクションカテゴリーも、間違いなく激しい戦いとなるだろう。
CACERES (Spain)- ESTORIL (Portugal)
Pos
Machine
Driver
Gr
Time
1
Volkswagen Touareg
Giniel de Villiers
T1
14:51.41
2
Mitsubishi Evo
Joan Roma
T1
+ 00.24
3
Mitsubishi Evo
Luc Alphand
T1
+ 15.14
4
Volkswagen Touareg
Matthias Kahle
T1
+ 47.33
5
Mitsubishi Pajero
Pedro Grancha
T1
+ 1:22.08
6
Renault Megane
Filipe Campos
T1
+ 1:35.56
7
Mitsubishi Pajero
Josef Sykora
T1
+ 2:09.35
8
Nissan Pathfinder
Christian Lavieille
T2
+ 2:29.40
9
Nissan Navara
Miguel Farrajota
T1
+ 2:54.08
10
Isuzu Rodeo
Rui Sousa
T2
+ 3:04.51