Report
RACE REPORT
Race Calendar Race Calendar
Rd1 SUZUKA CIRCUIT 2007.03.17 sat - 18 sun SUZUKA GT 300km

GT300 class 決勝

#13「エンドレスアドバン洗剤革命Z」が
全セッションでトップを奪いポール to ウィン!

#13エンドレスアドバン洗剤革命Z(影山正美/藤井誠暢)優勝
#46宝山DUNLOP Z(佐々木孝太/横溝直輝)13位
#47宝山DUNLOP Z(脇阪薫一/密山祥吾)17位

ファイナルラップ。GT500のトップの車両が突然のスローダウン。場内には悲鳴のようなアナウンスが流れる。2位に15秒近いリードを築いてGT300のトップを走行していた#13 Zの藤井は、最終コーナーを立ち上がり日産応援団の旗の波を横目に見ながら、フラッグタワーを探した。
Copyright © NISMO 
「チェッカーフラッグが出ている!」。藤井はそのままコントロールラインを駆け抜け、「チームスタッフと早く優勝を分かち合いたくて」、自分のピット前でスローダウン。歓喜の中、再びZをクールダウンラップへと走らせていった。昨年の開幕戦、ピットアウト直後の1コーナーでコースアウトを喫した藤井にとっては、まさに“リベンジ”のレース。その鈴鹿でGT初優勝を遂げ、クルマを降りてからしばらくの間、声も出なかった。影山にとってもGT300では05年開幕戦(岡山)以来、2年ぶり2回目の優勝。スタートからピットインまで、一度もトップを許さない会心のレースだった。



14時4分に52周の決勝レースがスタートした。スタートドライバーはクラスポールの#13 Zが影山、4位の#46 Zが佐々木、そして13位の#47 Zが蜜山。オープニングラップで#13 Zはトップを守り、2位は#101 MR-S、そして#46 Zが3位につけた。#47 Zの蜜山は「周囲にストレートスピードが速い車両がいるので、序盤は無理はしない」とレース前に語っていたように15位へポジションを落としたものの、安定したラップタイムでポジションキープに努めた。

4周目から#13 Zと#101 MR-Sによるトップ争いが激しくなった。ストレートスピードで勝る#101 MR-Sだが、影山も1コーナーでクリーンに車両1台分を空けながらも巧みなブロックで抜かせない。そんな攻防が何度も繰り広げられた。一方3位を走行していた#46 Zだったが、11周目のデグナーで#2紫電にかわされ4位に。その後、突然ラップタイムが落ち徐々にポジションを落としていくことになった。「無理もしていないのに突然タイヤのバランスが悪くなって。それで予定より早めにピットインしました」と佐々木。22周でピットインしてGT300デビューとなる横溝に交代、タイヤも柔らかいコンパウンドに交換して14位でコースへ復帰した。#47 Zの蜜山は「クルマのバランスが良くなかった」らしく11位を走行中の24周でピットインし、脇阪にバトンを渡した。

Copyright © NISMO 
トップの影山は、一度もトップを奪われることなく26周でピットインして藤井に交代した。藤井はていねいに1コーナーを回って6位でコースに復帰。32周目にトップの#101 MR-Sと2位の#2紫電が同時にピットイン。燃費のいい#101 MR-Sがひと足早くコースへ復帰するが、その横を藤井が駆け抜けていき1コーナーまでにトップに復帰した。

35周過ぎには藤井は20秒近くまでリードを広げ独走状態に。そのころ7位を走行していた#46 Zに対してドライブスルーのペナルティが与えられることになった。中盤のピットイン時、給油中に他の作業を行ってしまったためだった。横溝はやむなく入賞圏から脱落、13位で悔しいチェッカーとなった。また#47 Zの脇阪は、思うようにペースの上がらないクルマに手こずりながらも淡々と周回を重ねていたが、43周目のS字入り口でコースアウト。何とかコースへ復帰したが、こちらも17位とポイント獲得はならなかった。

レース終盤、2位に15秒近いリードを保ってトップを走行していた藤井は、黄旗追い越し区間に気をつけながらそのままトップでチェッカー。決勝レースでの最速ラップこそ獲得できなかったが、予選1回目、予選2回目、スーパーラップ、決勝日のフリー走行、そして決勝レースと全セッションでトップを獲得する活躍ぶりだった。


影山正美
(#13「エンドレスアドバン洗剤革命Z」 優勝)

Copyright © NISMO 
「#43ガライヤと#101 MR-Sはストレートが速いのでマークしていたのですが、ガライヤがフォーメーションでスピンしたことで(気分が)すごく楽になりました。決勝レース前に#101 MR-Sと勝負になると思ってセッティングを変えましたが、無理はしないつもりでした。途中から差は開いていきましたが、あのペースは考えていなかったので本当にしんどいレースでした。いつもはGT500との絡みが最悪なことが多いのですが、今回はこんなに楽なことがないというくらいタイミングが良かったです」

藤井誠暢
(#13「エンドレスアドバン洗剤革命Z」 優勝)

「正美さんが精神的にもつらい中、トップで帰ってきてくれました。自分の大事な仕事は、アウトラップから5周ほどでリードを築くということだったので、前半は頑張りました。ピットアウトした#101 MR-Sが前でコースインしてきましたが、相手はアウトラップなので、その周で差をつけることにも注意しました。あとはミスしないようにプッシュして、タイヤと相談しながら走りました。今回は勝っておかないといけないレースでしたから、そのとおりに勝つことができてうれしいしホッとしています」

RACE RESULT

Rd. 1 SUZUKA GT 300km
Sunday,18 March, 2006 SUZUKA Circuit International Racing Course
[ 14:04〜52Laps Fine / dry ]

Pos No Car name Driver (1st / 2nd) Time / Diff
1 13 エンドレスアドバン洗剤革命 Z 影山 正美
藤井 誠暢
1:43'45"767
2 2 プリヴェKENZOアセット・紫電 高橋 一穂
加藤 寛規
-12"678
3 101 TOY STORY apr MR-S 大嶋 和也
石浦 宏明
-20"404
4 88 アクティオ ムルシェRG-1 マルコ・アピチェラ
山西 康司
-28"065
5 62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R 柴原 眞介
黒澤 治樹
-32"703
6 110 GREEN-TEC BOXSTER GT 黒澤 琢弥
光貞 秀俊
-1'32"664
7 5 クムホ プロμ マッハ号 320R 玉中 哲二
竹内 浩典
-1'33"418
8 31 apr MR-S 峰尾 恭輔
坂本 雄也
-1'35"157
9 7 RE 雨宮 RX-7 井入 宏之
折目 遼
-1'36"790
10 4 EBBRO 350R 田中 哲也
山崎 信介
-1'39"265
4 46 宝山 DUNLOP Z 佐々木 孝太
横溝 直輝
-1Lap
17 47 宝山 DUNLOP Z 脇阪 薫一
密山 祥吾
-2Laps