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Round5 SUGO GT 300km SPORTSLAND SUGO 2007.07.28 sat - 29 sun

GT300 class 決勝

#47「宝山 DUNLOP Z」が2位で初表彰台を獲得

#46「宝山 DUNLOP Z」も6位でゴール

#47宝山DUNLOP Z(脇阪薫一/密山祥吾)2位
#46宝山DUNLOP Z(佐々木孝太/横溝直輝)6位
#13エンドレスアドバン洗剤革命Z(影山正美/藤井誠暢)12位

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レース中盤の47周目、クラストップを走行していた車両がトラブルのためにピットインすると、トップに躍り出たのは#47 Zの脇阪だった。2位の#62ヴィーマックとは5秒ほどの差で、ラップタイムにほとんど差はない。しかしレース終盤の62周目に#19セリカが2位に浮上すると、脇阪との差を切り取り67周目にはテールtoノーズの状態に。#19セリカは幾度となく仕掛けて、ときには芝に片輪を落としながらも攻める。脇阪も抜かせまいと厳しいブロックを見せ、2台は何度も接触しながら手に汗握るバトルを展開した。さらにGT500のトップ争いの車に進路を譲りながらクリーンなバトルを続けていった。しかし72周目の最終コーナーで脇阪がアウトに膨らんだところをインに飛び込まれて逆転された。優勝は残念ながら逃したが、脇阪と密山のコンビで初となる2位表彰台を獲得した。


朝から曇天のスポーツランドSUGOは、前日のような暑さはなく涼しい。ただし湿度が高く、今にも雨が落ちてきそうだった。9時から行われたフリー走行で、#46 Zが2位、#47 Zが6位と仕上がりの良さを見せた。しかし#13 Zはマシントラブルがあり16位と決勝レースに対して不安を残すことになった。

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13時からウオームアップ/コースインが始まったが、この頃から雨がポツポツと降り始め雨脚は徐々に強くなっていった。決勝のグリッド上は完全ウェットだが、雨はやがて小止みとなり非常に難しいコースコンディションに。各チームともぎりぎりまでタイヤ選択に迷ったが、GT300の上位では#13 Zだけがスリックタイヤを選んだ。スタートドライバーは予選3位の#13 Zが影山、4位の#46 Zが佐々木、そして12位の#47 Zが密山。

決勝レースはセーフティカー(SC)の先導によりスタートすることになった。レース5周目に雨が降り出し、6周終了時点でSCがピットに入り本格的なバトルがスタートした。#13 Zの作戦は完全に裏目に出た形となり、#46 Zの佐々木が2コーナーで3位、さらにヘアピンで2位に浮上してトップの#2紫電を追った。#47 Zの密山も#13 Zをかわして10位へポジションアップした。一方スリックタイヤで走行を続ける影山は15位までポジションダウンし、11周目の1コーナーで後ろからプッシュされてコースアウト。サンドトラップに捕まり抜け出せなくなった。

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2位の佐々木は#2紫電にピタリとつけて走行。しかし15周目のシケインで周回遅れの車両と接触し、右リアフェンダーが破損。すぐに脱落するような状態ではなかったが、18周目に車両修復のためのピットインを命じるオレンジディスク旗が掲出された。19周目に佐々木はピットインして修復するも、13位まで後退。昨年1-2フィニッシュを遂げた2台のZにとって、今年は序盤から厳しいレースとなった。

しかし#47 Zの密山は好調だった。11周目に9位へ上がると、14周目に8位、15周目に7位、18周目に6位、そして20周目にはZ勢最高の5位へとポジションアップした。そして雨も止んだ30周あたりでラインが徐々に乾いて来た。#47 Zは4位走行中の33周目、当初の予定より早めにピットインをしてスリックタイヤに交換し、脇阪に交代した。12位でコースへ復帰した脇阪は快調に周回を重ねて、全車がルーティーンピットワークを済ませた43周目には2位に浮上。雨の中AWD機構を生かしてトップを走行していた#77インプレッサがトラブルに見舞われると、47周目にはクラストップに浮上したのだった。

結果的には#47 Zは優勝を果たすことはできなかったが、このコンビで初となる2位表彰台を獲得。また10位にポジションを上げていた#46 Zは、佐々木が30周目の2コーナー先で単独スピンを喫して14位に転落。しかし35周目に交代した横溝が48周でポジションを6位まで上げてゴール、5ポイントを獲得した。#13 Zは49周にピットインして藤井が後半をドライブ。12位でチェッカーとなったが、藤井のベストラップが2位となり予選3位のポイントと合わせ2点を追加した。


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脇阪薫一
#47「宝山DUNLOP Z」/2位

「ミツ(密山)が速かったし前半で良く頑張ってくれたと思います。面白いレースでしたよ。でもバックマーカーにずっとブロックされてしまい、後ろから来たクルマに接近されてしまいました。セリカとは何度も当たりましたがフェアなバトルでした。最後はリア(タイヤのグリップ)を残していたんだけど、相手はストレートが速くてちょっとどうしようもなかったです。あぁ、でも勝ちたかったなぁ!」

密山祥吾
#47「宝山DUNLOP Z」/2位

「セパンからですが、今回もタイヤがすごく良かったです。特にブレーキング時が良くて馬の背や1コーナーなどでは簡単にパスしていくことができ、気分も良かったです。シーズン序盤はZとタイヤのマッチングに苦しんだし乗り方にも戸惑いましたが、ようやく表彰台に立つことができました。まだまだ頑張りたいと思います」

RACE RESULT

Rd. 5 SUGO GT 300km [ 13:58 〜 81Laps rain / wet ]
Sunday,29 July, 2007 - SPORTSLAND SUGO

Pos No Car name Driver (1st / 2nd) Time / Diff
1 19 ウェッズスポーツセリカ 飯田 章 / 関口 雄飛 2:01'43"362
2 47 宝山 DUNLOP Z 脇阪 薫一 / 密山 祥吾 -7"278
3 33 HANKOOK NSC PORSCHE 木下 みつひろ / 坂本 祐也 -29"543
4 2 プリヴェKENZOアセット・紫電 高橋 一穂 / 加藤 寛規 -29"564
5 62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R 柴原 眞介 / 黒澤 治樹 -29"932
6 46 宝山 DUNLOP Z 佐々木 孝太 / 横溝 直輝 -45"634
7 31 DOUBLEHEAD apr MR-S 峰尾 恭輔 / 坂本 雄也 -51"313
8 7 RE 雨宮 ADVAN RX-7 井入 宏之 / 折目 遼 -1Lap
9 88 アクティオ ムルシェRG-1 松田 秀士 / 山西 康司 -1Lap
10 11 TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360 植田 正幸 / 菅 一乗 -2Laps
12 13 エンドレスアドバン洗剤革命 Z 影山 正美 / 藤井 誠暢 -2Laps