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Round6 2007.08.18 sat - 19 sun

GT500 class 決勝

後方から追い上げた「XANAVI NISMO Z」が3位表彰台を獲得

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8月19日(日)に三重県の鈴鹿サーキット(1周:5.807km)でSUPER GT第6戦「インターナショナルPokka 1000km」決勝レースが行われ、予選13位からスタートした「XANAVI NISMO Z」(#23 本山哲/リチャード・ライアン/安田裕信)が6時間を超す耐久レースで数々発生した波乱をくぐり抜け、3位表彰台を獲得した。

晴天に恵まれたこの日、朝から気温が30度を超す猛暑の中、3万5500名ものファンが鈴鹿サーキットに集まった。午後1時、ポールポジションを獲得した「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3 セバスチャン・フィリップ/柳田真孝)が40台のGTマシンを率い、真夏の耐久レースはスタートした。フィリップがドライブする#3 Zは7周目までレースをリードしたが、ソフトなタイヤを装着していたため摩耗が早く、8周目に後続に先頭を譲ることとなった。その後20周目にはピットインしてタイヤを交換し、柳田に交代。レース序盤は4〜6位の上位で周回し、一時10位まで順位を落とすものの、突然の降雨があった終盤以降は6位に復帰。そのままフィニッシュラインを目指したが、ナイトセッションに#23 Zと競り合ってコースアウト。8位に後退し、そのままチェッカーフラッグを受けた。
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一方、13位から本山がスタートした#23 Zは、オープニングラップで#35 SC430と軽く接触してタイムをロス。そのまま#35がコース上に停車したため、GT500クラス最後尾の15位となって先行車の追い上げを開始した。しかし、選んだタイヤがコースコンディションにマッチせず18周目にピットインしてライアンにドライバー交代した。ライアンはペースを上げて周回し、27周目には10位となった。早めのピットインを済ませていた#23 Zは、各車がピットインした36周目には暫定トップにまで浮上。しかし、他のトップグループの車両は合計4回のピットインでレースを終える計画を立てており、5回のピットインが必要なZ勢には苦しい展開が予想された。しかし、中盤に再びステアリングを握った本山も確実なペースで周回を重ね、上位から離れない位置を維持していた。午後5時過ぎに雷雨がサーキットを襲ったため、各チームが慌ててレインタイヤを装着するためにピットインする中、タイミングよくこの事態に対応した#23 Zは本降りとなった138周目には3位に浮上。終盤の周回を担当したライアンはリスクを避けた安定した走りでこの位置を不動のものとし、3位表彰台獲得に貢献した。

怪我治療からブノワ・トレルイエが復帰した「カルソニック インパルZ」(#12 トレルイエ/星野一樹/ジェレミー・デュフォア)は、10位からトレルイエがレースをスタート。完全復帰を印象づける華麗なドライビングで17周目には4位にまで順位を上げ、次の周にデュフォアに交代した。しかし、ピットでの給油時に小火災が発生して大きくタイムロス。
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その後レースに戻ったが、星野が14位を走行中の63周目にコースアウトしてクラッシュ。車体リア部にダメージを負い、そのままピットインしてリタイヤとなった。

「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/松田次生)は予選14位からスタートし、徐々に順位を上げる計画であったが、最初のドライバー交代の直後の周回で#23 Zと接触してコースアウト。グラベルベッドからの脱出に手間取り大きくロス。長く下位に低迷したが、降雨後の終盤に6位まで順位を押し上げてフィニッシュした。「WOODONE ADVAN Clarion Z」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)は、予選15位からレースをスタートし、暫定7位まで順位を上げたが、結果的に10位で完走した。


ニスモ飯嶋嘉隆監督
「チャンピオンシップを戦う上で、絶対に落とせないレースだったので、13位、14位からのスタートでポイント圏内の3位と6位入賞できたことは良い結果だったと思います。大勢お集まりいただいて酷暑と突然の雷雨にもめげず声援を送り続けていただいた応援団の皆さんのおかげだと感謝しています。しかし、ライバルの#8 NSXが上位でポイントを獲得しているので、次のもてぎ戦はかなり苦しいと思いますが、最後までチャンピオンをあきらめず全力で立ち向かっていきたいと思います」
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#23 本山哲
「難しいレースで、色々なことがありましたが、必ずチャンスが来ると信じていたことが良い結果を招いたと思います。今朝にはセットアップも決まり、エンジンも好調でした。また、最初の早めのピットインや雷雨にもチームは素早く対応してくれました。最後は雨に強いリチャード(ライアン)の走りを安心して見ていられました」
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RACE RESULT

Rd. 6 36th International Pokka 1000km [ 13:05 〜 173Laps fine - rain / dry - wet ]
Sunday,19 August, 2007 - Suzuka Circuit

Pos No Car name Driver Time / Diff
1 1 宝山 TOM'S SC430 脇阪 寿一 / A.Lotterer / O.Jarvis 6:04'10"983
2 8 ARTA NSX 伊藤 大輔 / R.Firman / 井出 有治 -9"940
3 23 XANAVI NISMO Z 本山 哲 / R.Lyons / 安田 裕信 -1Lap
4 100 RAYBRIG NSX D.Schwager / 細川 慎弥 -1Lap
5 17 REAL NSX 金石 勝智 / 金石 年弘 / 伊沢 拓也 -2Laps
6 22 MOTUL AUTECH Z M.Krumm / 松田 次生 -2Laps
7 38 ZENT CERUMO SC430 立川 祐路 / 高木 虎之介 -3Laps
8 3 YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z S.Philippe / 柳田 真孝 -3Laps
9 6 Forum Eng. SC430 片岡 龍也 / B.Wirdheim -3Laps
10 24 WOODONE ADVAN Clarion Z J.P.De.Oliveira / 荒 聖治 -3Laps
R 12 カルソニック インパル Z B.Treluyer / 星野 一樹 / J.Dufour -110Laps