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Round9 2007.11.3 sat - 4 sun

GT500 class 決勝

カルソニック インパルZが2位表彰台でシリーズ最終戦を終える

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11月4日(日)に静岡県小山町の富士スピードウェイ(1周4.563km)で本年のSUPER GT最終戦が開催され、ポールポジションからスタートした「カルソニック インパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹)が2位で表彰台に上った。また、ニスモからエントリーした「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/松田次生)は9位完走し、チーム部門のシリーズランキング2位となった。

決勝レース日は日中の最高気温20度と、晩秋とは思えない温かな一日となり、4万8,800人もの観客が富士スピードウェイを訪れていた。午後2時にフォーメーションラップが始まり、続いて66周300kmの決勝レースがスタートした。ポールポジションから飛び出したトレルイエの#12 Zは、1周目には2位に0.9秒差をつけ、序盤からリードを築く作戦を取った。そのままのハイペースで周回したトレルイエは、13周目には後続との差を2.9秒にまで広げたが、その後タイヤの摩耗によるハンドリング変化に対応しているうちに#32 NSXが背後に迫った。19周目のストレートでついに首位を明け渡し、26周目に3位へと後退。28周目にはピットインして星野にドライバーチェンジした。星野は挽回のためピットアウト直後から#17 NSXを追い上げ、2周目の第1コーナーで捉えて逆転に成功した。約40周の長丁場を受け持った星野は再三背後を脅かす#17の追撃をことごとくはね除け、66周目のコントロールラインを2位で通過した。

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ニスモの2台は、序盤はタイヤをセーブする作戦を取り、スタート直後は下位を走ったが、10周を過ぎたあたりから、レース隊列の落ち着きを見計らって徐々にペースアップしていった。しかし、本山哲が駆る「XANAVI NISMO Z」(#23)は、15周目に#3 Zと接触してコースオフ。タイヤにフラットスポットを作って緊急ピットインすることになった。テールエンドの修理も行ったため、コースに戻った時には16位に後退していた。その後、後半のリチャード・ライアンに交代したのちも同車は力強い走りを見せ、最終的には14位で完走を果たした。一方、優勝すれば逆転チームチャンピオン獲得のチャンスがあった「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/松田次生)は、スタートを受け持ったクルムが序盤を15位、14位で走行した後ペースアップ。暫定ながら最高4位まで順位を押し上げて後半の松田にドライバーチェンジした。松田は9位でレースに戻り、淡々とマイレージを重ねて48周目に8位となり、そのままレースをフィニッシュした。しかし、最終周、#8 NSXの後ろから接触したことに35秒のタイムペナルティを課せられ、記録は9位完走となった。

レース日の朝に行われたフリー走行では、速い周回タイムを記録していた「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3 セバスチャン・フィリップ/柳田真孝)は、序盤に#23 Zと接触、後半には#39 SC430と接触する不運があり、2度のドライブスルーペナルティを受けて15位完走でレースを終えた。また、同様に期待された「WOODONE ADVAN Clarion Z」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)は、レースをスタートしたオリベイラが一時2位を走る好走を見せ、最終的には5位完走を果たした。


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ニスモ飯嶋嘉隆監督
「今年は厳しいシーズンとなってしまいました。サポートしていただいたファンの皆様には大変申し訳ありませんでした。しかし、ドライバー達は最後まで一所懸命走り、チームも精一杯がんばりました。その中、ファンの皆様の大きな日産コールがどれだけチームの励みになったことか。心より感謝しています。本当にご声援ありがとうございました。来年は新しいGT-Rを走らせることになります。再びライバル達と戦うため、全力でクルマを仕上げる予定です。来シーズンも是非変わらぬ応援をお願いします」
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#23 本山哲
「今年は9戦中3戦しかまともなレースができないという厳しい一年となってしまいました。最終戦もあまり良くない流れから抜け出せずに、良いところが見せられなかったのが大変悔しいし残念です。この反省をオフシーズンの間に真剣に考えて改善し、来年は良いレースがしたいと思います。一年間応援ありがとうございました」

RACE RESULT

Rd. 9 FUJI GT 300km RACE [ 14:00 〜 66Laps fine / dry ]
Sunday,4 November, 2007 - Fuji Speedway

Pos No Car name Driver (1st / 2nd) Time / Diff
1 32 EPSON NSX ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
1:47'54"425
2 12 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ
星野 一樹
-16"418
3 17 REAL NSX 金石 勝智
金石 年弘
-20"806
4 38 ZENT CERUMO SC430 立川 祐路
高木 虎之介
-35"508
5 24 WOODONE ADVAN Clarion Z ジョアオ・パオロ・デ・ オリベイラ
荒 聖治
-49"161
6 1 宝山 TOM'S SC430 脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
-1'01"841
7 100 RAYBRIG NSX ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
-1'02"079
8 8 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
-1'44"447
9 22 MOTUL AUTECH Z ミハエル・クルム
松田 次生
-1'49"740
(+35秒)
10 18 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
-1Lap
14 23 XANAVI NISMO Z 本山 哲
リチャード・ライアン
-1Lap
15 3 YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
-2Laps
No.8 2ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2b) (黄旗追い越し)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.3 1ドライバーは、2007 SUPER GT Sporting Regulations第3章第29条14.b. (他の車両をコースアウト)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.22 2ドライバーは、2007 SUPER GT Sporting Regulations第3章第29条14.b. (他の車両をコースアウト)により、競技結果に35秒加算のペナルティを課した。
No.18 1ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2b) (黄旗中のスピン)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.3 2ドライバーは、2007 SUPER GT Sporting Regulations第3章第29条14.b. (他の車両をコースアウト)により、ドライビングスルーペナルティを課した。