NISSAN MOTORSPORTS

PRESS RELEASE

2008.4.14

山本龍司、英国で2戦連続の2位表彰台

−フォーミュラ・ルノー英国選手権レースレポート−

4月12〜13日 英国ロッキンガムサーキット

 © Nissan 
フォーミュラ・ルノー英国選手権、第3戦、第4戦がロンドンから北へ約2時間、ノーザンプトン近郊にあるロッキンガムサーキット(1周3.122km)で開催された。日産自動車株式会社(以下日産)、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(以下ニスモ)のスカラシップを受けて同シリーズに参戦する山本龍司(19)は、両レースとも2位に入る活躍で、英国での初表彰台を獲得した。

12日(土)に行われた予選では、これまでの課題であった予選でのタイヤの使い方を習得。第3戦3位、第4戦2位という、これまでの最上位から決勝レースをスタートすることとなった。12日の午後5時15分、16周の決勝レースがスタート。山本は好ダッシュを決め、第1コーナーで2位スタートのアドリアーノ・ブザイド(ブラジル)のインをついて2位に順位を上げる。序盤は、3位に上がった昨年のシリーズランキング8位、アレキサンダー・シムズ(英)が1秒前後の差で山本を追走し2位を狙うが、山本は終始落ち着いた走りでこれを振り切り、2位でゴールした。

 © Nissan 
第4戦の決勝レース(18周)は翌日13日(日)、午後2時15分から始まった。予選3位からスタートした昨年のチームメイト、リキ・クリストドゥールー(英)とサイド・バイ・サイドの状態で第1コーナーに進入した山本は一歩も譲らず、2位を死守してオープニングラップを終える。2周目に後方で発生したクラッシュにより導入されたセーフティカーの先導による3周を挟み、山本はペース配分を考えてタイヤを温存。終盤にスパートをかけて後続を引き離し、2位でチェッカーを受けた。

山本龍司
「去年苦労した甲斐がありました。この週末は、1回目のフリー走行から上位3位くらいまでのところでトップ争いができていて、ずっといい流れが続いていました。とにかく、すべてうまく行った感じですね。結果を残せたことで、チームからの信頼も得られたと思います。でも、シーズンは今日のレースだけで決まるわけではないです。表彰台に乗れる実力がついたことは分かったので、シーズンを通してあと何回(表彰台に)乗れるかですね。そうしているうちに優勝もついてくるだろうと思います」

ニスモ 海老沢エンジニア
「シーズン前の合同テストから良い感じだったので、いつかは表彰台と期待していましたが、予想より早かったですね。昨年は、生活面、サーキットともに日本とは環境が違い彼も苦しんだと思いますが、山本に2年目のチャンスを与えた我々の判断が間違っていなかったことがはっきりしました。正直、ホッとしています」


ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム(NISSAN D.D.P.)
2006年、日産、トヨタ、ホンダの3メーカーが「世界に通用する若手ドライバーの育成」を目標に、新しいフォーミュラカー(F1に代表される単座のレーシングカー)シリーズであるフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)を立ち上げた。同時に、日産も他の2メーカーと同様、数名のドライバーに対してスカラシップ・プログラムを実施。2006年、2007年シーズンは4名のドライバーに参戦サポートを行った。

山本は2006年にFCJでチャンピオンと同ポイントの総合2位(優勝回数の差による)を獲得。今年は昨年に引き続き日産独自の「アドバンス・スカラシップ」を受けて英国各地を転戦する英国フォーミュラ・ルノー選手権に参戦する。同シリーズは、イタリアのレーシングカーメーカー、タトゥース社製の車体に、ルノーの直列4気筒2000cc市販エンジンを搭載したフォーミュラカーで行われるレース。F3(フォーミュラ3)の一つ下に位置し、FCJと同じ「ミドルフォーミュラ」に分類されるカテゴリーである。

なお、日産・ニスモは2008年シーズンも引き続き、4名の若手ドライバーにスカラシップを提供し、FCJへの参戦もサポートしている。

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