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2008.5.21
−フォーミュラ・ルノー英国選手権レースレポート−
5月17〜18日 英国スラクストンサーキット
前回のレースでのアクシデントもあり、新品のモノコックを投入した今回。17日(土)、曇天で気温も12℃程度と肌寒いなか9時25分から行われた第1レースの予選は、マシンのトップスピードが伸びなかったものの7位を獲得。0.1秒タイムアップしていれば4位というポジションだっただけに、決勝レースは5位以内が期待された。また15時10分からの第2レースの予選は、後半区間が強い追い風となり全体的にラップタイムが上がるなか、山本は第7戦と同様のタイムで8位。エンジンが100%吹けないという状況でのポジションとなった。 4日(日)は朝からゆっくりと晴れていき、気温も15℃前後と多少肌寒いがまずまずのレース日和となった。16周の第7戦は11時35分にスタートを切った。山本は前のグリッドの様子をうかがいながら慎重にスタート。最初の複合コーナーまでに2台をかわして5位へポジションアップした。この複合コーナーから最終コーナーであるシケインまで全開区間が続くスラクストンは、中盤区間がハイスピードバトルとなる。しばし背後についた#1アドリアーノ・ブザイド(ブラジル)とスリップストリーム合戦を繰り広げたが、5周目にはファステストラップをマークしてこれを振り切った。その後は4位の#7ディーン・ストーンマン(英国)を追いかけ0.483秒差まで追いついたところでチェッカー。収穫の多いレースとなった。
山本龍司 「予選は2回とも多少クルマにトラブルが出てしまいましたが、苦手ではないコースだけにクルマさえ完調であれば5位以内に入れたと思います。ミスをしたわけではありませんが、自分の運転にもチームにも反省があったし。第1レースは5位以内が目標だったので収穫あるレースになりました。相手の動きを伺いながらの待つレースができたし、スリップ(ストリーム)を使い合うバトルも落ち着いてできたと思います。第2レースはスタートも悪くなく、いい感じで走れていただけにもったいないレースでした。横転するようなアクシデントは初めての経験でした」 海老沢宏ニスモマネージャー 「2週間のインターバルがあって練習走行もなくいきなりの予選だったわけですが、やはりここ一発という力が出せない。0.1秒アップしていれば3〜4位ポジションアップしていたわけで、そのあたりがやはり課題でしょうか。レース内容は昨年に比べてひと皮むけているし、スキルアップしていますが、予選でトップ5にいないとリスクが大きいということでしょう」 |
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ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム(NISSAN D.D.P.) 2006年、日産、トヨタ、ホンダの3メーカーが「世界に通用する若手ドライバーの育成」を目標に、新しいフォーミュラカー(F1に代表される単座のレーシングカー)シリーズであるフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)を立ち上げた。同時に、日産も他の2メーカーと同様、数名のドライバーに対してスカラシップ・プログラムを実施。2006年、2007年シーズンは4名のドライバーに参戦サポートを行った。 山本は2006年にFCJでチャンピオンと同ポイントの総合2位(優勝回数の差による)を獲得。今年は昨年に引き続き日産独自の「アドバンス・スカラシップ」を受けて英国各地を転戦する英国フォーミュラ・ルノー選手権に参戦する。同シリーズは、イタリアのレーシングカーメーカー、タトゥース社製の車体に、ルノーの直列4気筒2000cc市販エンジンを搭載したフォーミュラカーで行われるレース。F3(フォーミュラ3)の一つ下に位置し、FCJと同じ「ミドルフォーミュラ」に分類されるカテゴリーである。 なお、日産・ニスモは2008年シーズンも引き続き、4名の若手ドライバーにスカラシップを提供し、FCJへの参戦もサポートしている。 |