NISSAN MOTORSPORTS

PRESS RELEASE

2008.5.30

雨のもてぎを制し、千代が今季3勝目をマーク

−フォーミュラチャレンジ・ジャパン レースレポート−

5月24〜25日 ツインリンクもてぎ

 Copyright © Nissan 
栃木県のツインリンクもてぎで、フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第5・6戦が行われた。土曜日に行われた第5戦では、前戦鈴鹿で2連勝を飾ったニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム(NDDP)の#18千代勝正が2位に入り、連続表彰台を獲得。さらに続く第6戦でもウェットコンディションの中を集中して走りきり、4位スタートから3勝目を記録した。

週末の天気は土曜日から雨が予想されていたが、FCJの予選・決勝時までは何とか持ちこたえ、第5戦決勝はドライコンディションのもとスタート。3番グリッドからスタートの千代は、動き出しの遅かった前のマシンをスタートでパス。続く1コーナーでは抜き返されたものの、3コーナーまでにもう一度勝負を仕掛け、2位へのポジションアップに成功した。

レース序盤は3位のマシンを抑えることに集中していた千代は、3位のマシンがトラブルのためにピットインし後ろからのプレッシャーがなくなると、トップの追い上げにかかった。だが公式練習時からトップのマシンに若干の差をつけられていた千代は、徐々にその差を広げられていき2位のままチェッカー。3戦連続の表彰台ながら悔しさの残る2位となった。11位スタートの#10佐藤公哉、15位スタートの#12佐々木大樹は終始前のマシンとの接近戦を演じ、それぞれ6位、10位でポイントを獲得した。19位スタートとなった#19山下雅之はスタートからレース序盤に大きくポジションアップ。12位まで追い上げを見せて完走した。

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翌日曜日は朝から霧雨模様。直前に行われたフォーミュラ・ニッポンのフリー走行でもいたるところでコースアウトするマシンがあり、コンディションの厳しさを想像させた。

4番グリッドからスタートした千代は、前のマシンが接触するアクシデントもありオープニングラップで2位に浮上。後方でもオーバーランやスピンするマシンが多発し、5位スタートの佐藤が千代に続いて3位、さらに15位スタートの山下が佐藤に続く4位に浮上していた。さらにこの2周目のヘアピンコーナーでトップのマシンがオーバーラン。千代、佐藤、山下とNDDPのドライバーが1-2-3体制を築いた。が、3周目に山下が、4周目には佐藤がヘアピンコーナーでオーバーラン。それぞれ順位を落とすことになった。

トップを走る千代は周囲が滑りやすいコンディションに惑わされるなか、2位に10秒ものマージンを築いたまま大きなミスなく周回を重ねていった。終盤は2位のマシンが千代を猛追したが、千代は集中力を切らさず14周を走りきり、今季3勝目をマークした。

序盤のオーバーランでそれぞれ順位を落とした山下と佐藤は、その後はペースを上げていき再びポジションアップ。それぞれ4位、7位に入賞した。18位スタートの佐々木はオープニングラップで他車と接触。マシンにダメージを受けリタイアとなった。


千代勝正
「第5戦では、トップのマシンにどんどん離されていく展開でとても悔しかったので、日曜日の(第6戦)優勝は本当に嬉しかったです。4番手からのスタートで楽な展開になるとは思っていなかったので、タイヤの空気圧など前半勝負に出る作戦を取っていました。その分レース後半はとてもきつかったですが、2位のマシンがどんどん大きくミラーに写るようになってきて、最後の2周はすごく集中して頑張りました」

山下雅之
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「(第6戦は)オープニングラップのヘアピンコーナーまでに4位までポジションを上げることができました。滑りやすいコンディションだったので、もっと気をつけていればNDDPの1-2-3で終われたかもしれないのにと思うと残念です。速さは見せることができたと思いますが、後半戦からはきっちりと結果につなげないといけないと思います」

佐藤公哉
「予選で(タイヤの内圧調整を)失敗してしまったんですが、土曜日のレースではそれが全てだったと思います。最低でも(予選で)トップ6にはいないと表彰台は難しいです。決勝で順位を上げていける自信はありますし、実際に前の方でレースをやっているわけですから。日曜日は集中力がなかったなという感じです。ここでインターバルに入るので、気持ちを切り替えて、後半に巻き返していきたいです」

佐々木大樹
「今回の予選で一発のタイムが出せないのが課題だなと感じたレースでした。トップ2台はともかく、3位以降のマシンのレースペースとあまり変わらないペースで走れることは分かったので、まずは予選で集団から抜け出さないといけないです。そのためには新品タイヤの使い方を、もう少し上手くならないといけないと思います」
ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム(NISSAN D.D.P.)
2006年、日産、トヨタ、ホンダの3メーカーが「世界に通用する若手ドライバーの育成」を目標に、新しいフォーミュラカー(F1に代表される単座のレーシングカー)シリーズであるフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)を立ち上げた。同時に、日産も他の2メーカーと同様、数名のドライバーに対してスカラシップ・プログラムを実施。2006年シーズンは4名のドライバーに参戦サポートを行い、NDDPドライバーの中で最も好成績(シリーズ2位)を収めた山本龍司にアドバンス・スカラシップを授与した。山本は2007年から、英国のフォーミュラ・ルノーに参戦開始。日産・ニスモは2008年シーズンも引き続き、4名の若手ドライバーにスカラシップを提供し、FCJへの参戦もサポートしている。
Formula Challenge Japan
Rd.5
Pos Driver Car Lap Time
1 国本 雄資 TDPスカラシップFCJ 12 23'06.092
2 千代 勝正 NDDP FCJ 12 23'09.245
3 岩崎 祐貴 イワサキインダストリーFCJ 12 23'15.272
4 銘苅 翼 FTRSスカラシップFCJ 12 23'17.945
5 東 徹次郎 カフェジュリアFTRS FCJ 12 23'20.524
6 佐藤 公哉 NDDP FCJ 12 23'22.718
7 李 康太 A PROJECT FCJ 12 23'25.021
8 國分 一磨 SRS-FスカラシップFCJ 12 23'26.823
9 霜野 誠友 SRS-F SANAI FCJ 12 23'28.612
10 佐々木 大樹 NDDP FCJ 12 23'28.936
12 山下 雅之 NDDP FCJ 12 23'29.355
Rd.6
Pos Driver Car Lap Time
1 千代 勝正 NDDP FCJ 18 38'57.809
2 国本 雄資 TDPスカラシップFCJ 18 38'58.773
3 三浦 和樹 SRS-FスカラシップFCJ 18 39'25.009
4 山下 雅之 NDDP FCJ 18 39'26.977
5 日向 俊博 すがまた接骨院 FTRS FCJ 18 39'34.820
6 松井 孝允 チームサムライ FTRS FCJ 18 39'34.906
7 佐藤 公哉 NDDP FCJ 18 39'36.062
8 李 康太 A PROJECT FCJ 18 39'50.483
9 小林 崇志 SRS-FスカラシップFCJ 18 40'01.325
10 霜野 誠友 SRS-F SANAI FCJ 18 40'05.239
- 佐々木 大樹 NDDP FCJ - -

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