NISSAN MOTORSPORTS

PRESS RELEASE

2008.9.2

千代勝正と佐藤公哉が表彰台を獲得

−フォーミュラチャレンジ・ジャパン レースレポート−

8月30〜31日 富士スピードウェイ

静岡県の富士スピードウェイで、フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第13・14戦が行われた。土曜日に行われた第13戦では、#18千代勝正と#10佐藤公哉がそれぞれ2位、3位で表彰台を獲得。日曜日の第14戦では、佐藤が3位に入り3戦連続となる表彰台を獲得した。

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ウェットコンディションで始まった土曜日の予選では、#19山下雅之が今季初のポールポジションを獲得。第13戦決勝では、4番手スタートから見事なスタートを決めて2位に上がった千代と激しいトップ争いを展開した。3周目にセーフティカーが導入されたが、5周目に入ったところでレースが再開。その1コーナーで千代が山下をパスしたが、そのまま100Rを過ぎるところまで両者の激しいバトルが続いた。しかし、この激しいバトルの末にダンロップコーナーで2台共に大きくコースオフ。コースに復帰はしたものの、山下はこの際にダンロップコーナー(シケイン)不通過によるドライビングスルーペナルティが課され、大きく順位を落とすことになった。

千代は4位に順位を落としていたが、#4のオーバーラン、山下のポジションダウンにより2位に浮上。レース終盤には15位スタートから大きくジャンプアップしてきた佐藤にコンマ2秒まで詰め寄られたものの、2位を死守して第6戦・もてぎ以来となる表彰台を獲得した。#12佐々木大樹は自己ベストとなる8番グリッドからスタートしたが、小雨の降る難しいコンディションの中ポジションダウン。12位でチェッカーを受けた。

翌日曜日は、2番グリッドの佐藤がやや慎重にスタートし1つポジションダウン。その後はなかなかペースを上げることができず、3位のままチェッカーを受けた。8番スタートの千代は好スタートを見せてオープニングラップで4位に浮上したが、直後にセーフティカーが導入。このセーフティカーが導入されている間に前のマシンの追い越しを行ったとみなされ、ドライビングスルーペナルティが課された。9周を終了してピットロードに戻った千代は大きくポジションを落とし、21位でレースを終えることとなった。

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12位スタートの佐々木はスタートでポジションアップ。その後も周りに比べてペース良く周回を重ねていき、バトルの末に3台をパスして5位まで順位を上げた。4位のマシンとは大きく差がついていたため追いつくことはかなわなかったが、自己ベストの5位でレースを終えた。14位スタートの山下は、ドライコンディションにドライビングを合わせきれず、2つポジションを上げた12位でチェッカーを受けた。


なお、土曜日の第13戦でポイントランキングトップの国本雄資が今季5勝目を挙げ、チャンピオンが確定。2位には佐藤、3位には18ポイント差で千代がつけており、残る最終ラウンドの2レースでは2人のランキング2位争いが期待される。



千代勝正
「(第14戦のペナルティについて)ちょうど前のマシンと接近していたところで、セーフティカー導入のボードに気付かなかった自分のミスでした。土曜日のレースはブレーキング勝負で行き過ぎてしまって、勝てるレースを落とした悔しい2位でした。残りはあと2戦になってしまいましたが、もう勝ちに行くだけ。自分との戦いになると思います」

山下雅之
「ダンロップのコースオフは、セーフティカーが抜けた直後の再スタートで千代選手に抜かれたことから続いて完全に僕のミス。ペースが良かったので悔しかったですが、うまく気持ちを切り替えて日曜日のレースに臨めたと思います。第14戦ではスタート前に内圧を少し上げていったのですが、結果的にそれが裏目に出てしまいました。終始アンダーっぽいクルマになっていて、ペースは上がらずバトルも大変でした。今週末、雨の状態ではいろいろとうまくいったと思いますが、晴れのコンディションでセクターをまとめきれませんでした」

佐藤公哉
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「(第14戦では)イン側の路面はまだ濡れているところが多かったのですが、その濡れ具合の読みが甘かったんだと思います。フォーメーションスタートのときにホイールスピンをしたので、慎重に行き過ぎたというか。それでスタートがうまくいかず、レースはそれが全てでした。細かいミスが多く、精神的な甘さが出たと思います。次のSUGOは初めて走るコースですが、木曜日からしっかりと組み立てて、今度は表彰台の真ん中に立ちたいです」

佐々木大樹
「木曜日の練習走行から雨の状態でのペースは良くなかったのですが、レースではコントロールが少しましになったかなと思いました。日曜日はスタートがうまく決まって、面白いレースができました。前のマシンにどんどん近づいてきて、抜くポイントをいろいろと探っていった結果、ヘアピンと1コーナーで抜くことができました。今までの中でも、良い点数をつけられるレースができたと思いますが、5位を走れたことで、もっともっと上を目指せるんだという気持ちも改めて強く感じました」
ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム(NISSAN D.D.P.)
2006年、日産、トヨタ、ホンダの3メーカーが「世界に通用する若手ドライバーの育成」を目標に、新しいフォーミュラカー(F1に代表される単座のレーシングカー)シリーズであるフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)を立ち上げた。同時に、日産も他の2メーカーと同様、数名のドライバーに対してスカラシップ・プログラムを実施。2006年シーズンは4名のドライバーに参戦サポートを行い、NDDPドライバーの中で最も好成績(シリーズ2位)を収めた山本龍司にアドバンス・スカラシップを授与した。山本は2007年から、英国のフォーミュラ・ルノーに参戦開始。日産・ニスモは2008年シーズンも引き続き、4名の若手ドライバーにスカラシップを提供し、FCJへの参戦もサポートしている。
Formula Challenge Japan
Rd.13
Pos Driver Car Lap Time
1 国本 雄資 TDPスカラシップFCJ 15 31'05.687
2 千代 勝正 NDDP マイブランズ FCJ 15 31'07.746
3 佐藤 公哉 NDDP FCJ 15 31'08.760
4 松井 孝允 TDPスカラシップFCJ 15 31'10.269
5 李 康太 A PROJECT FTRS 15 31'16.863
6 秦野 耕太郎 ウィンズ大浩にこやFCJ 15 31'18.244
7 細川 健治 Broval.jp NAC FCJ 15 31'19.763
8 小林 崇志 SRS-F スカラシップFCJ 15 31'22.505
9 金井 亮忠 FTRS・チームNATS FCJ 15 31'25.070
10 日向 俊博 すがまた接骨院FTRS FCJ 15 31'29.432
12 佐々木 大樹 NDDP FCJ 15 31'33.108
17 山下 雅之 NDDP FCJ 15 31'38.785
Rd.14
Pos Driver Car Lap Time
1 国本 雄資 TDPスカラシップFCJ 21 40'48.534
2 金井 亮忠 FTRS・チームNATS FCJ 21 40'49.725
3 佐藤 公哉 NDDP FCJ 21 40'50.513
4 東 徹次郎 カフェジュリアFTRS FCJ 21 40'59.442
5 佐々木 大樹 NDDP FCJ 21 41'04.609
6 李 康太 A PROJECT FCJ 21 41'07.264
7 細川 健治 Broval.jp NAC FCJ 21 41'08.047
8 霜野 誠友 SRS-F SANAI FCJ 21 41'08.562
9 銘苅 翼 FTRSスカラシップFCJ 21 41'10.942
10 中山 雄一 CITYKART FTRS FCJ 21 41'11.286
12 山下 雅之 NDDP FCJ 21 41'12.964
21 千代 勝正 NDDP マイブランズ FCJ 21 41'35.357

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