NISSAN MOTORSPORTS

2010.05.01

NISSAN GT-R勢が予選レースで大躍進!

#22 GT-R 5位、#23 GT-R 8位

FIA GT1世界選手権第2戦は、英国・シルバーストンサーキットで5月1日午後(現地時間)に予選レースが行われ、地元英国を拠点とするSumo Power GTのNISSAN GT-Rは、両車がトップ8に入る活躍を見せた。同じくNISSAN GT-Rを擁するSwiss Racing Teamは、マシンのセットアップに苦しみ、厳しい一日となった。

開幕戦のアブダビでは、予選がアクシデントで中断後、途中で打ち切られたため、FIA GT1世界選手権の予選方式であるF1と同様のノックアウト予選が執り行われたのは、この日が初めてとなった。1時間の予選は、3つのセクションに分けられ、Q1は全マシンが走行し、ファーストドライバーがアタックする。20分間走行した後、下位8台のグリッドが決められる。同様にQ2では、セカンドドライバーが15分走行し、9-16位のグリッドが決められ、上位8台がQ3に進み、再びファーストドライバーが10分間のアタックした後、予選レースのスターティンググリッドが決まる。

NISSAN GT-R勢は、Swiss Racing Teamの2台が共にQ3でノックアウト。Sumo Power GTの2台が、アストンマーチン3台、ランボルギーニ2台、マセラティ1台との最終Q3に進んだ。最終走行を担当したミハエル・クルムとウォレン・ヒューズはいずれも良い走りを見せ、予選レースに向けて3番手、5番手グリッドを獲得した。

午後に行われた1時間の予選レースでは、GT-Rは4台全車がいい滑り出しを見せた。ローリングスタート式で始まったこのレースで、#23 Sumo Power GT Nissan GT-Rのピーター・ダンブレックは、ポールポジションスタートのアストンマーチンの後ろにぴったりと付けた。

「レースリーダーの真後ろにつけていたので、スタートはよかった」とダンブレック。「他のマシンとの接触を避けるためにペースを落とすと、アウトサイドからマセラティが追い抜きをかけた。その後良い競り合いになったけれど、無理して抜くことはしなかった。明日のチャンピオンレースのために、リスクのないレースがしたかったからなので内容は悪くない」

Swiss Racing TeamのGT-Rは2台とも堅実な展開を見せ、第1走者のヘンリ・モサーとマックス・ニルソンが順位を少しずつ上げた。レースの中盤でダンブレックがピットイン。しかしピットに入る途中で白線をクロスし、#23にはドライブスルーペナルティが課せられた。

レース残り20分というところで全車がピットストップを完了。ダンブレックと同様のドライブスルーペナルティを受けた車両が他にもいたことで、#22ウォレン・ヒューズは6位につけていた。#23クルムが10位、#3ヴェンドリンガーと#4荒が、それぞれ14位、16位。クルムは、#13コルベットを見事に交わして9位に浮上。さらにレース終盤には更に見応えのある競り合い展開し、特にクルムがレースを盛り上げた。クルムはランボルギーニの追い抜きに成功し、さらに上位車のコルベットとのバトルに挑み、レース終盤、観客の目を釘付けにした。

最終的に、#22のウォレン・ヒューズが5位、#23のミハエル・クルムが8位でフィニッシュした。Swiss Racing Teamの2台は、荒聖治が14位、カール・ヴェンドリンガーが15位だった。

「午前中の予選走行から、かなりよくなった」とヴェンドリンガー。「マシンは走行を重ねるほど落ち着いてくるので、明日のレースで安定性を上げるためのセットアップ変更を行った。シーズン前にテストの時間が少なかったので、まだマシンに慣れている途中。まだまだやることは残っているが、良い方向に向かっている」

NISSAN GT-R勢最上位につけたウォレン・ヒューズは、満足を見せる。「乗っている間タイヤグリップが安定していることに驚いた」とヒューズ。「ジェイミー(・キャンベル・ウォルター)が彼のスティント終盤でかなり苦戦しているのを見て、燃料が減ってどんどん軽くなっていくマシンに合うように、ピットストップの間に少し調整を行った。これで自分の周回では、いいタイムが毎周出せるようになった。我々はかなり進歩したと思うし、マシンのツボにもかなり近づいたことでSumo Power GTのマシンは、いいペースで走れるになった。明日のレースに向けていい位置につけているので、この調子で初ポイントを獲得していきたい」


Qualifying
PosCarDriversCarTimeGap
1 9 Makowiecki / Accary Aston Martin DB9 1:02:00.692 0
2 10 Hirschi / Piccione Aston Martin DB9 1:02:04.269 3.577
3 1 Bertolini / Bartels Maserati MC12 1:02:05.627 4.935
4 7 Turner / Enge Aston Martin DB9 1:02:28.572 27.88
5 22 Hughes / C-Walter Nissan GT-R 1:02:30.437 29.745
6 25 Menten / Kechele Lamborghini Murcielago 670 R-SV 1:02:34.180 33.488
7 14 Hezemans / Kumpen Corvette Z06 1:02:41.444 40.752
8 23 Krumm / Dumbreck Nissan GT-R 1:02:41.544 40.852
9 2 Bernoldi / Ramos Maserati MC12 1:02:48.379 47.687
10 24 Kox / Haase Lamborghini Murcielago 670 R-SV 1:02:50.650 49.958
14 4 Ara / Nilsson Nissan GT-R 1:03:19.749 1:19.057
15 3 Wendlinger / Moser Nissan GT-R 1:03:28.689 1:27.997

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